<無痛VBAC>無事出産いたしました☆

このブログで問い合わせの多かった無痛VBACですが、
一昨日母子ともに健康で無事出産することが出来ました!

VBACでの出産に至るまでに先生に教えていただいたことや
悩んだ事など含めて少し振り返ってみたいと思います。

出産まで〜本当にVBACでいいのか?

アメリカで第二子を無痛VBACで生んだものの、
日本ではまだまだマイナーなVBAC。

しかも無痛でVBACをやってくれる病院は
ネットでひたすら探してみても本当に見つからず
今回利用した病院は偶然友人の口コミで知ったところでした。

それだけ取り扱っている病院が少ない=安全性に不安なのでは?

という事で心配性の夫はずっと気にして知り合いの
産婦人科医等に色々と聞いていました。

やはりリスクはそれなりにあります。

一度帝王切開をしてお腹を切っているので、
普通の妊婦さんに比べたらもちろん子宮破裂する
リスクはゼロではありません。

ただ、私としても少しでも破裂の危険性が出てきたら
緊急帝王切開にしてもらいたいと思っていましたし、
院長先生が産婦人科医だけでなく麻酔科の経験も
お持ちでしたので任せてみようと決めました。

陣痛が来て病院に着いた時も主人は一番に院長先生に
「何かあればすぐに帝王切開にしてください」と
お願いしていたようです。

上の二人は予定日数日前の出産だったので
今回もその様なスケジュールになるのかと思ったのですが
実際の出産はまさかの予定日8日越えでした。

予定日の夜に一定間隔の陣痛が来たのですが、
痛みは強くなかったので病院に行くか迷いつつ
前回は下から産んでいるので早い可能性もあるかもと
病院に連絡してから夜中に駆けつけました。

結果、まだ子宮口が2センチしか開いていないことと
段々と陣痛の間隔があいて来てしまった為自宅へ戻りました。

その後毎日2時間以上散歩したりスクワット、
お風呂やフローリングの掃除、低い場所の片付けなど
徹底的にやっていたのですが中々陣痛が来ず…

41週0日に定期検診に行き、その3日後に入院することに決定。

入院日も決まったし、その日は主人が不在だったので
子宮への刺激も少しだけにしてもらい帰宅。

とはいえ、入院日が決まるとその前に陣痛が来る、
なんてよく聞くよなぁと思っていたら案の定夜に
陣痛がスタート。

前回病院に駆けつけた時とは違い、今回は1時間くらい
横になっていても10分間隔の陣痛が遠のくことはなく、
逆に痛みが強くなって来ました。

ずっと息子達と離れていて入院前にもう少し一緒に
過ごしたいと久しぶりに実家に帰って来ていたので、
病院まではタクシーで40分ほど。

またフライングかなぁと思いつつも、すぐに病院に
駆けつけられる距離ではないので一応行ってみようと
タクシーを呼びました。

…行くことにしてよかった!

タクシーの中で徐々に陣痛の間隔が短くなり、
病院に着く頃には5分間隔になって痛みもきつく
冷や冷やしました。

夜10時40分頃病院に到着し、その後すぐに夫も
駆けつけてくれました。

内診すると、まだ子宮口は3センチくらいでしたが
確実に陣痛はきていたのでそのまま入院決定。

病院に到着してから10分後にはもう先生が
無痛の麻酔をしてくださり痛みから解放!!!

やっと楽になった〜!!!!

麻酔の針を背中に刺す瞬間はちょっと痛かったですが
それまでの陣痛の痛みやその後続いたであろう痛みを
考えると当たり前ですが大したことない☆

その後は、お腹に張りがきている感覚はありつつも
痛みはなく穏やかに過ごすことが出来ました。

一度陣痛の間隔は2分くらいになったもののまた少し
引いて行き、子宮口が開くのには時間がかかりました。

VBACの妊婦さんは子宮口が開くのがゆっくり目の傾向に
あるらしいです。

しかもVBACの場合基本的には初期段階で促進剤を使えないので
ひたすら自然に子宮口が開くのを待つのみ。

私が入院した後妊婦さんが2人入院してきましたが、
2人とも私より早くさらっと出産して行きました(^_^;)

結局翌朝の7時位になってもあまり変わらず、
先生が破水処置をしてくださいました。

その間、ずっと陣痛はあったので無痛じゃなかった時の
ことを考えると痛みに弱い私は気を失いそうです…
約半日もあの痛みに耐えるなんて…

この病院を見つけていなければ、VBACを出来たとしても
自然分娩しかチョイスがなかったので本当にこの病院を
見つけられた奇跡に感謝!!

VBACじゃなくても自然分娩を選ぶ妊婦さん達には
本当に尊敬しかありません(T ^ T)

破水後少〜しずつ子宮口の状態がよくなり
確か朝10時過ぎにはだいぶ開いて来たので最後に
少しだけ促進剤を投入。(VBACだと子宮口8センチ位
開いたら入れられるらしいです)

まだ余裕があり助産師さん達とおしゃべりをしていると
急に赤ちゃんが下がって来たらしく途端に周りが
バタバタし始めました。

そしてなんだか雰囲気が少し緊迫な感じになって来たので
もしや帝王切開か???なんて思ったらそうではなく
普通に分娩体制に入り、いきみ始めてから5分ほどで
無事赤ちゃんを産むことが出来ました😍

ちなみに最後にいきむ時は若干痛みがありましたが
痛みがゼロだといきむ感覚もわからなくなってしまうので
ちょうどよかったのかも。

後から助産師さんに聞いたのですが
出産した曜日は一般健診は院長ではなく
東大病院の先生がいらしていて、
この先生が帝王切開のサポートによく入るそうなのですが
傷口を縫う技が形成外科の先生以上にすごいらしい!

なのでこの日偶然無事出産できましたが、何かあっても
すごく心強い状態だったのですね。

また、院長自身も帝王切開がすごく早いらしく
1分もかからずあっという間に処置するらしいです。

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産後

赤ちゃんが生まれてからはすぐに私の胸に乗せてくれて
カンガルーケア

産後すぐにママの肌と触れ合うというのは
生まれる過程で体力消耗した赤ちゃんにはとても
重要だそうです。

その後少し体重測ったりしてからまたママの胸に戻って来て
分娩室で2時間ほど、パパ、ママと3人で過ごす時間を
作ってくださいました。

その時間にしっかり授乳に慣らすことも重要みたいです。

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入院

この病院は全室個室で母子同室です。

その為産後は赤ちゃんも一緒にママのお部屋へ😍

初日の夜だけ12時から朝6時くらいまで
ママの疲労回復目的で新生児室に連れて行かれましたが
それ以外は検査などなければ基本的に赤ちゃんはずっと
ママと一緒です。

ただ、疲れて少しゆっくり休みたいな、
と思った時などは
新生児室に預けても問題ないようです。

そしてお食事がとても美味しい!

洋食と和食が交互にやってくるし、
味もちょうどよく大満足です。

3時にはおやつも来るし、普段のお食事も量たっぷりなので
産後疲れて体力消耗した私は食欲がすごかったので
美味しくてボリュームのある食事はありがたかったです。

3日目の今は流石に運動不足もあり段々お腹が苦しくなって来ましたが…。

今夜はお祝い膳!

普段の食事で十分大満足なのに、
お祝い膳てどんなゴージャスなんだろうと今から楽しみ💞

お世話になっている助産師さんや看護師さんも皆とても
良い方ばかりで、この病院で出産できて本当に良かったなぁと
思いました。

費用などは退院時に確定すると思うので改めて後日
アップデートしようと思いますが、取り急ぎ
無事無痛VBACでの出産報告でした☆

ちなみに、こちらの病院で検診する際はほぼ予約した時間
通りの検診で待ち時間が全然ないのですが、
出産を終えてみて改めて個人病院で分娩も院長先生が
みているのにうまく回っているなぁと感心しました☆

追記

出産してから2週間あっという間に経ってしまいました。

赤ちゃんの2週間検診で久々に病院へ行ったのですが、
懐かしくてウルウルしてしまいました。

退院時には出産直後の赤ちゃんや初めての沐浴などの
写真とスタッフの皆さんの寄せ書きでとても素敵な
アルバムを作ってくださいました。

その時の写真のデータもUSBに保存してくださっている
という尽くし様。

本当に良い病院で出産できてよかったなぁ。

費用

費用は総額約72万円でした。

特別室の差額を抜くと約70万円位。

このうち無痛分娩費用が7万円、
VBAC費用の5万円も含まれています。

東京の有名な病院と比べると割と
普通のお値段ではないでしょうか?

しかも全室個室です。

日本での出産は初めてなので他の病院との
実体験での比較はできませんが、
個人的には大満足の病院選びでした。

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