ANA SFC改悪後どうする?プライオリティ・パス付帯クレジットカード4枚を比較

ANA SFC改悪後のラウンジ対策としてPriority Pass付帯クレジットカード4枚を比較

ANA SFCの制度変更を受けて、「これから海外の空港ラウンジはどうしよう」と考えている方も多いのではないでしょうか。

我が家もANA SFCゴールドを保有しています。

2028年4月からの新制度では、SFC LITEでも国内線ANAラウンジや、ANAグループ運航便利用時の羽田・成田・ホノルルのANAラウンジは一定条件で利用できます。

一方で、海外の多くの空港では、SFC LITEだけではこれまでのようにラウンジを利用できません。

そこで気になったのが、航空会社を問わず対象ラウンジを利用できるPriority Pass(プライオリティ・パス)付帯クレジットカードです。

我が家では、SFCでラウンジを使えない場面を補うために、楽天プレミアムカード付帯のPriority Passを使っています。

夫は海外出張が年5回以上ありますが、Priority Passを実際に使うのは年3回程度。現在の楽天プレミアムカードは年5回まで無料なので、今のところ無料枠で足りています。

ただし、今後SFC LITEに移行することになれば話は別。

今回は、

楽天プレミアムカード
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
JCBプラチナ
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

の4枚を比較してみます。

※サービス内容は2026年10月2日時点。年会費は税込です。

目次

ANA SFC改悪後、海外ラウンジをどうする?

SFC制度変更の詳しい内容については、前の記事でまとめています。

今回重要なのは、SFC LITEになると海外空港で使えるラウンジが大きく限られるという点です。

SFC PLUSを維持できれば、これまで通りSFCのラウンジ特典を活用できる場面が多い一方、LITEになった場合は海外ラウンジ対策を別に考える必要があります。ANAの2026年9月の見直しでは、LITEの国際線ラウンジ利用はANAグループ運航便搭乗時の羽田・成田・ホノルルのANAラウンジが対象です。

そこで候補になるのがPriority Passです。

プライオリティ・パス付帯クレジットカード4枚を比較

スクロールできます
カード年会費PP無料利用家族カードでPP同伴者料金
楽天プレミアム11,000円年5回不可US$35
MUFGプラチナ・アメックス22,000円2026年12月から年10回可能US$35
JCBプラチナ27,500円回数制限なし不可2,200円
セゾンプラチナ・アメックス33,000円回数制限なし不可US$35

楽天プレミアムカードは年間5回まで無料。6回目以降と同伴者は1回US$35です。無料回数はデジタル会員証発行日を基準とした1年間でカウントされます。

MUFGプラチナ・アメックスは、本会員だけでなく家族会員もPriority Passを発行可能。2026年12月からは無料利用が年間10回までになります。

JCBプラチナは本会員が無料で利用でき、同伴者は1名につき2,200円です。

SFC改定とは関係なく、「Priority Passだけを目的にカードを選ぶなら?」という視点では、以前に楽天・JCB・MUFGを比較しています。

楽天プレミアム|年5回までなら年会費を抑えやすい

楽天プレミアムカードの魅力は、やはり年会費11,000円。

Priority Passは年間5回まで無料なので、海外旅行や出張がそれほど多くない人なら十分なケースも多いと思います。

我が家でも現在は、SFCでラウンジを使えない場面を楽天プレミアムカード付帯のPriority Passで補っています。

「無制限」という言葉を見ると魅力的に感じますが、実際に使わなければそのメリットはありません。

一方で、現在の楽天プレミアムカード付帯Priority Passは空港ラウンジのみが対象。Priority Pass対象の飲食店やリフレッシュ施設などは利用できません。

MUFGプラチナ|夫婦それぞれPriority Passを持ちたい人に

MUFGプラチナ・アメックスの大きな特徴は、家族会員もPriority Passを無料で発行できることです。 

たとえば夫婦それぞれが海外出張をする場合、片方の同伴者として使う必要がなく、それぞれ自分のPriority Passを利用できます。

2026年12月からは年間10回までという制限が入りますが、一般的な海外旅行・出張の頻度なら十分な人も多そうです。

年会費は22,000円。

Priority Passだけを目的にすれば楽天より高くなりますが、夫婦それぞれが使える点はかなり大きな違いです。

なおMUFG付帯のPriority Passは、国内外ともに利用できるのは空港ラウンジのみです。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード公式ページ

JCBプラチナ|同伴者料金を抑えたい人に

家族旅行や同行者との旅行で意外と気になるのが、同伴者料金です。

JCBプラチナはPriority Passを利用できるのは本会員ですが、同伴者料金は1名2,200円。 

たとえば待ち時間が1時間程度なら、わざわざ同伴者料金を払ってまでラウンジに入らなくてもいいと思います。

でも、5時間の乗り継ぎなら話は別。

空港内のカフェやレストランで長時間過ごすより、落ち着ける場所を確保するために子どもや同行者の分を払ってもいい、と思うことがあります。

US$35の同伴者料金と比べると、2,200円という料金は使いやすいと感じます。

「本人が無料か」だけでなく、誰と利用することが多いかまで考えて選ぶと差が出ます。

JCBプラチナ公式サイトはこちら

セゾンプラチナ|Prestige相当が無制限。ラウンジ以外のPP特典も

年間5回では足りない。

でもPriority Passのためだけに、かなり高額なカード年会費を払うのも迷う。

そんな人にはセゾンプラチナ・アメックスも候補になります。

年会費は33,000円で、付帯するPriority Passは公式のPrestigeプラン相当。施設利用料金は無料で、利用回数にも制限がありません。 

Priority Pass公式のPrestigeは、日本居住者向けの年会費がUS$469。

2026年10月2日時点では1米ドル約158円なので、単純換算すると約7万4,000円です。為替によって金額は変わります。

さらにセゾンの特徴は、ラウンジ以外のPriority Pass特典も利用できること。

空港によっては、Priority Pass特典としてラウンジ以外に提携飲食店で無料サービスを受けられるほか、1時間のテレビゲーム利用、スパ施設での30分マッサージやネイルの塗り直しなどが対象になっている施設もあります。

「Priority Pass=空港ラウンジ」というイメージが強いですが、実際には空港によってさまざまなサービスがあります。

長い乗り継ぎ時間なら、ラウンジだけでなくこうした施設を選べるのも面白いところ。

セゾンプラチナでは、Priority Passのお食事・リフレッシュ施設も対象になっています。国内施設については出発3時間以内の搭乗券が必要になるなど条件があるため、利用前の確認は必要です。 

さらにSAISON MILE CLUBに登録すると、JALマイル還元率は最大1.125%。サービス年会費5,500円が別途必要です。

Priority Passを回数無制限で使いたい人だけでなく、PPをラウンジ以外でも活用したい人、JALマイルも貯めたい人には魅力のあるカードです。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの公式サイトはこちら

マイル還元率も少し比較

Priority Pass用のカードでも、普段の決済に使うならマイル還元率も気になります。

ただ、私はここをカード選びの最優先にはしていません。

私自身、普段の決済はMarriott Bonvoyアメックス・プレミアムが中心だからです。

マリオットのカードをメインにしている理由は、ホテル特典だけでなく、貯めたポイントをANA・JAL・ユナイテッド・British Airwaysなど複数の航空会社へ移せる自由度にあります。

詳しくはこちらの記事で書いています。

そのため、Priority Pass用に別のカードを追加しても、そこに決済を大きく移さないのであれば、マイル還元率だけで選ぶ意味はあまりありません。

一方、決済もまとめる予定なら、セゾンプラチナのJAL最大1.125%などは判断材料になります。 

「Priority Pass用のサブカードなのか、決済にも使うメインカードなのか」

ここは分けて考えた方が選びやすいと思います。

我が家は今は楽天プレミアムを継続

今回4枚を比較しましたが、我が家では現時点で楽天プレミアムカードを継続する予定です。

理由は、今後もSFC PLUSを維持する予定だからです。

SFC PLUSを維持できれば、夫の海外出張などでもSFCのラウンジ特典を使える場面が多くあります。

そのうえで、スターアライアンス以外の航空会社を利用するときなど、SFCでカバーできない部分を楽天プレミアムカード付帯のPriority Passで補う。

今の我が家には、この組み合わせが合っています。

一方、将来SFC LITEに移行することになれば、海外で使えるラウンジの選択肢が減るため、Priority Pass付帯カードの重要度は今より高くなります。

その場合は、今回比較した4枚の中から、そのときの家族の状況や海外旅行・出張の頻度に合わせて選ぶ予定です。

ざっくり分けると、

  • 年会費を抑えて年5回まで使えれば十分 → 楽天プレミアム
  • 夫婦それぞれPriority Passを持ちたい → MUFGプラチナ
  • 同伴者料金を抑えたい → JCBプラチナ
  • 回数無制限+ラウンジ以外のPP特典+JALマイル → セゾンプラチナ

という違いがあります。

結局大切なのは、

年間何回使うか
誰と使うか
ラウンジ以外のサービスも使いたいか

この3つ。

さらにSFC会員なら、SFC PLUSを維持するのか、LITEになるのかでも選ぶカードは変わってきます。

「無制限だからお得」と考えるのではなく、自分の旅行スタイルに合ったカードを選ぶのが、一番無駄がないと思います。

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この記事を書いた人

A FINE LIFEを運営しています。夫と3人の子どもと暮らす5人家族の母。旅行・ホテル・クレジットカードを中心に、暮らしの中で“調べて選ぶ”ことを実体験ベースで発信しています。

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