楽天プレミアムカードといえば、年会費11,000円でプライオリティ・パスを利用できるカードとして知られています。
私が楽天プレミアムカードを作ったのも、海外旅行でプライオリティ・パスを使いたいと思ったことがきっかけでした。
当時、プライオリティ・パスが付帯するカードを調べてみると、楽天プレミアムカードなら、楽天市場でのふるさと納税でもポイントを貯められることが分かりました。
「プライオリティ・パスも使えて、ふるさと納税でもポイントが貯まるなら、年会費の元も取りやすそう」
そう考えて、楽天プレミアムカードを選びました。
ところが、2025年10月からポータルサイトを通じたふるさと納税へのポイント付与が禁止され、楽天ふるさと納税でも原則としてポイントを獲得できなくなりました。
さらに、楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスも、現在は無料で利用できる回数が年間5回までとなっています。
それなら、楽天プレミアムカードを持ち続ける意味はもうないのでしょうか。
ほかのプライオリティ・パス付帯カードと改めて比較した結果、私は今のところ、楽天プレミアムカードを解約せずに継続することにしました。
この記事では、ふるさと納税のポイントがなくなった今も、私が楽天プレミアムカードを持ち続けようと考えた理由をまとめます。
ふるさと納税ポイント廃止をきっかけにカードを再検討
これまでは、プライオリティ・パスだけでなく、楽天ふるさと納税で獲得できるポイントも含めて、楽天プレミアムカードの年会費を考えることができました。
しかし、そのメリットがなくなった今、
「ほかにもっとお得なカードがあるのでは?」
と思い、プライオリティ・パスが付帯するカードを改めて比較してみることにしました。
比較したのは、主に次の3枚です。
・楽天プレミアムカード
・JCBプラチナ
・三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
それぞれの年会費やプライオリティ・パス、ホテル優待などを詳しく比較した内容は、こちらの記事にまとめています。

それでも楽天プレミアムカードを継続する理由
SFCがあるわが家には、プライオリティ・パスは年間5回で十分
楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスは、現在、年間5回まで無料で利用できます。
以前のように回数無制限ではありませんが、わが家の場合は年間5回あればおそらく十分です。
その理由は、ANAのSFCを保有しているからです。
スターアライアンス便を利用するときは、基本的にSFCの資格で航空会社のラウンジを利用できるため、プライオリティ・パスが必要になるのは、それ以外の航空会社を利用するときなどに限られます。
また、家族旅行でプライオリティ・パスを使うことも、わが家ではほとんどありません。
楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスを家族5人で利用すると、無料になるのはカードを持つ本人だけで、ほかの家族には同行者料金がかかります。
家族全員分を考えると、わが家にとってはあまり現実的ではありません。
スターアライアンス便を利用するときは、SFC本会員・家族会員の資格を使って家族でラウンジを利用し、それ以外のフライトでは、同行者料金を払ってまで家族全員でラウンジに入らない、というのが実際の使い方です。
家族で海外旅行をするのも年に何度もあるわけではないので、そのときにラウンジを使えなくても、それほど大きな問題ではありません。
むしろプライオリティ・パスが役立つのは、海外出張の多い夫です。
スターアライアンス便ならSFCを利用できますが、それ以外の航空会社を利用する出張では、プライオリティ・パスがあると空港での待ち時間を過ごしやすくなります。
わが家に必要なのは家族全員分ではなく、基本的には夫1人分。
利用回数も、年間5回以内に収まりそうです。
そう考えると、利用回数が無制限のカードにより高い年会費を払うより、年会費11,000円で年間5回まで利用できる楽天プレミアムカードのほうが、今のわが家には合っています。
楽天プレミアムカードにはプライオリティ・パス以外の特典もある
もちろん、楽天プレミアムカードのメリットはプライオリティ・パスだけではありません。
楽天市場や楽天トラベル、国内空港ラウンジ、楽天証券など、楽天の各サービスと組み合わせて利用できる特典があります。
楽天マートでは、月額550円の「お買い物応援プラン」が実質無料になり、3,500円以上の購入で送料が無料になる特典もあります。
普段から楽天のサービスを利用している人なら、こうした特典にもメリットを感じると思います。
ただ、私自身が年会費11,000円を払って楽天プレミアムカードを持ち続ける最大の理由は、やはりプライオリティ・パスです。
そのため今回も、「その目的のために、より年会費の高いカードへ切り替える必要があるのか」という視点で比較しました。
使わない特典のために年会費を上げる必要はなかった
今回比較したJCBプラチナやMUFGプラチナ・アメックスには、プライオリティ・パス以外にもホテルやレストランなどの魅力的な特典があります。
最初は、そうした付帯特典まで含めれば、年会費が高くてもお得になるのではないかと思いました。
特にJCBプラチナで利用できるHoteLuxは、ホテルの朝食無料やホテルクレジットなどが付くため、一見するとかなり魅力的です。
ただ、実際のわが家の旅行や夫の海外出張に当てはめて考えてみると、思ったほど利用する機会は多くなさそうでした。
夫の海外出張で宿泊するホテルを調べてみると、HoteLux経由の料金がほかの予約方法より3,000円ほど高いケースもありました。
さらに、学会出張では夕食を外で済ませることが多いため、ホテルクレジットを使い切れるとは限りません。1人での出張なら、朝食無料のメリットも1人分です。
そして、わが家の場合は、そもそも旅行先のホテル選びにも特徴があります。
家族旅行では、ホテルブランドやホテル優待よりも、子どもたちが一番楽しめそうなプールやアクティビティがあるかどうかを重視して宿泊先を選びます。
一方、夫婦旅行では、マリオットの無料宿泊特典を利用したり、国内の高級旅館へ泊まったりすることが多く、HoteLuxに掲載されているようなインターナショナルホテルチェーンを選ぶ機会自体がそれほど多くありません。
レストラン特典についても、対象店の中から選ぶことを前提にするより、そのとき本当に行きたいお店を自由に選びたいというのがわが家のスタイルです。
カードの特典は、たくさん付いていることよりも、実際に自分の生活の中で使えるかどうかが大切です。
わが家の場合は、ホテルやレストランの優待のために年会費を上げるより、主に必要としているプライオリティ・パスを年会費11,000円で持てる楽天プレミアムカードのほうが合っていると判断しました。
ちなみに、わが家では楽天プレミアムカードのほかにも、旅行やマイルの使い方に合わせてクレジットカードを使い分けています。
実際に保有している3枚のカードと、それぞれを残している理由はこちらの記事にまとめています。

楽天プレミアムカードが向いているのはこんな人
もちろん、誰にとっても楽天プレミアムカードが最適とは限りません。
夫婦それぞれが年間何度もプライオリティ・パスを利用するなら、家族カード会員もプライオリティ・パスを発行できるMUFGプラチナ・アメックスのほうが合う場合もあります。
また、ホテルやレストランの優待を積極的に利用できる方なら、年会費が高くてもJCBプラチナの特典を生かせる可能性があります。
一方で、次のような方には、楽天プレミアムカードが選択肢になりやすいと思います。
・プライオリティ・パスの利用が年間5回以内
・できるだけ年会費を抑えたい
・ホテルやレストランの付帯特典をあまり使わない
・航空会社の上級会員資格など、ほかにラウンジを利用できる手段がある
・プライオリティ・パスを補完的に持っておきたい
・本人1人分のプライオリティ・パスがあれば十分
どのカードがお得かは、特典の多さだけでは決まりません。
プライオリティ・パスを何回使うのか、誰が使うのか、そしてほかの付帯特典を実際に活用できるのかによって、選ぶべきカードは変わると思います。
ANA SFCの制度変更後に、Priority Pass付帯カードをどう選ぶかはこちらで比較しています。
Priority Pass付帯カードを4枚比較した記事はこちら
まとめ|ふるさと納税ポイント廃止後も、今は継続
ふるさと納税でポイントが貯まらなくなったことで、私にとって楽天プレミアムカードのメリットが以前より小さくなったのは確かです。
だからこそ、ほかのプライオリティ・パス付帯カードも改めて比較しました。
その結果、わが家ではSFCでカバーできるフライトが多く、プライオリティ・パスを使うのは主に夫がスターアライアンス以外の航空会社を利用するとき。
年間5回、本人1人分あれば、今のところ十分です。
楽天プレミアムカードには楽天関連サービスなど、ほかの特典もあります。
それでも、私自身が年会費を払って持ち続ける一番大きな理由は、やはりプライオリティ・パスです。
使う機会の少ないホテルやレストラン特典のために年会費を上げるより、自分たちに必要な機能を無理のない金額で持つ。
今のわが家には、その選び方が合っています。
そう考えて、私は今のところ楽天プレミアムカードを解約せず、継続する予定です。
プライオリティ・パスを年間5回以内で利用したい方や、できるだけ年会費を抑えて持ちたい方は、楽天プレミアムカードの最新の特典や申込み条件を確認してみてください。



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