プライオリティ・パスだけ欲しいなら楽天プレミアムで十分?JCB・MUFGと比較

プライオリティ・パスは欲しい。でも、年に数回しか使わないのに、高額なプラチナカードまで必要?

私が最初にプライオリティ・パス付きのクレジットカードを探したときに選んだのが、楽天プレミアムカードでした。

年会費11,000円でプライオリティ・パスが付くことに加え、当時は楽天ふるさと納税でもポイントを貯められたことが決め手でした。

ところが、2025年10月から、ふるさと納税ポータルサイトによるポイント付与が対象外に。

「ふるさと納税でポイントが貯まらないなら、ほかにもっと自分に合うカードがあるのでは?」

そう思い、JCBプラチナや三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードまで含めて、改めて比較してみました。

結論からいうと、プライオリティ・パスを年5回以内しか使わないなら、楽天プレミアムカードは今でもかなり合理的でした。

大切なのは、特典の多さではありません。

自分が本当に使う特典に、どこまで年会費を払う価値があるか。

今回はこの視点で3枚を比べます。

※本記事は2026年9月時点の公式情報をもとに作成しています。年会費や付帯サービス、プライオリティ・パスの利用条件は変更されることがあります。申し込み前に各社公式サイトをご確認ください。

目次

まず結論|年5回以内なら楽天プレミアムがかなり有力

3枚をざっくり分けると、こんな選び方になります。

  • プライオリティ・パスが主目的
    → 楽天プレミアムカード
  • ホテル・グルメ・コンシェルジュまで活用したい
    → JCBプラチナ
  • 夫婦それぞれがプライオリティ・パスを使いたい
    → MUFGプラチナ

楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは年間5回まで無料です。

無制限ではありませんが、もともと年に1〜5回程度しか使わない人なら、十分な回数です。

一方、JCBプラチナとMUFGプラチナは回数制限なし。

ただし、楽天プレミアムカードとの年会費差は、MUFGが年間11,000円、JCBが年間16,500円です。

その差額を払ってでも使いたい特典があるかが、カード選びの分かれ目になります

楽天・JCB・MUFGを比較

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比較項目 楽天プレミアム JCBプラチナ MUFGプラチナ
本会員年会費 11,000円 27,500円 22,000円
家族カード年会費 550円/枚 1枚無料
2枚目から3,300円
1枚無料
2枚目から3,300円
PP無料回数 年5回 回数制限なし 回数制限なし
家族会員のPP 発行不可 発行不可 発行可能
PP同行者料金 1人目から
US$35
1人目から
2,200円
1人目から
US$35
ホテル特典 楽天トラベル優待など HoteLux Eliteなど ホテル優待あり
グルメ・
コンシェルジュ
海外トラベルデスクなど グルメ優待
24時間コンシェルジュ
グルメ優待
24時間コンシェルジュ
基本還元 1% 最大0.5%相当 最大0.5%相当
向いている人 PPを年5回以内使う人 ホテルなどの特典も使う人 夫婦でPPを使いたい人

※金額は税込みです。
※ポイントの価値は交換方法や利用先によって異なります。
※同伴者料金は、PP会員と一緒に入室する場合の料金です。
※2026年9月時点。最新の条件は各カード会社の公式サイトをご確認ください。

特に注意したいのが、「家族カード会員がPPを発行できること」と「同行者が無料になること」は別という点です。

楽天プレミアムカードとJCBプラチナは、家族カード会員にはPPが付きません。

一方、MUFGプラチナは家族カード会員も自分名義のPPを発行できます。

夫婦それぞれがラウンジを使いたい家庭では、ここはかなり大きな違いです。

PP目的なら楽天プレミアムが強い理由

年会費11,000円で年5回まで使える

楽天プレミアムカードでは、プライオリティ・パスを年間5回まで無料で利用できます。

制度変更を見て「年5回しか使えない」と感じた人もいるかもしれません。

でも、もともと年5回も使わない人なら、実際の使い勝手は大きく変わりません。

海外旅行や海外出張が年に数回で、出発時や乗り継ぎ時に使う程度なら、年5回でも十分に収まる可能性があります。

年会費は11,000円。

できるだけ低い年会費でPPを持ちたい人にとっては、今でもかなり分かりやすい選択肢です。

年会費11,000円で、プライオリティ・パスを年間5回まで無料で利用できます。

※申し込み前に最新の特典・利用条件をご確認ください。

PP以外の豪華特典にお金を払わなくて済む

楽天プレミアムカードは、JCBやMUFGのプラチナカードと比べると、高級ホテル優待やグルメ優待、コンシェルジュなどの特典は多くありません。

でも、それらを使わない人にとっては、必ずしも弱点ではありません。

むしろ、使わない豪華特典の分まで年会費を払わずに済むとも考えられます。

ホテルの客室アップグレードやコース料理1名分無料といった特典は魅力的です。

ただ、その特典を使うために普段なら選ばないホテルやレストランを選ぶなら、本当に得をしているのかは慎重に考えたいところです。

プライオリティ・パスが主目的なら、必要な機能に絞った楽天プレミアムカードの方が無駄の少ない選択になることがあります。

楽天プレミアムカードが向いている人

  • 海外旅行や海外出張は年数回
  • PPの利用は年5回以内
  • ラウンジ利用がカードを持つ主な目的
  • 高級ホテルやグルメ優待をあまり使わない
  • できるだけ低い年会費でPPを持ちたい
  • 主に会員本人がPPを使う

JCBやMUFGに年会費を上乗せする価値はある?

ホテル特典まで使うならJCBプラチナ

JCBプラチナで特に気になったのが、HoteLuxのElite会員特典です。

対象ホテルでは、

  • 朝食無料
  • 客室アップグレード
  • アーリーチェックイン
  • レイトチェックアウト
  • 最大US$200相当のホテルクレジット
  • 5,000円分のホテルクーポンを年4回

などの特典があります。

夫婦2人分の朝食を利用し、ホテルクレジットも無理なく使える旅行が年に数回あるなら、かなり魅力的です。

ただし、ここで大切なのが、

「そのホテルに本当に泊まるか」
「特典を実際に使い切れるか」

という点です。

私が調べた範囲では、HoteLux経由の料金が、一般的な格安料金より3,000円前後高いケースもありました。

その差額以上に、朝食やホテルクレジットを活用できれば十分お得です。

一方、わが家の場合は少し事情が違いました。

Marriott Bonvoyでプラチナエリート特典を活用していますし、インターナショナルホテルチェーンだけでなく、夫婦だけなら高級旅館、子連れなら子供向けアクティビティの豊富なホテルも選びたいと思っています。

また、夫の海外学会で使うなら朝食は1人分、ディナーも他の参加者と行くことが多いためホテルクレジットも使い切れない可能性があります。

HoteLux自体はとても魅力的ですが、今のわが家の旅行スタイルでは、JCBプラチナの年会費を払うほど活用しきれないと判断しました。

グルメ特典にも魅力はあります。

ただ、以前アメックス・プラチナでも同様のグルメ特典がありましたが、対象となるレストラン自体がそれほど多くなく、実際に利用したいと思えるお店があまりありませんでした。

そのため、結局ほとんど使いませんでした。

「1人分無料」という金額だけを見るのではなく、対象店の中に実際に行きたいお店があるかまで確認した方がいいと思います。

HoteLuxやグルメ優待、コンシェルジュまで活用できそうなら、JCBプラチナは年会費を上乗せする価値があります。

JCBプラチナ公式サイトはこちら

夫婦それぞれがPPを使うならMUFGプラチナ

MUFGプラチナの年会費は22,000円。

楽天プレミアムカードより11,000円高く、JCBプラチナより5,500円安い設定です。

大きな特徴は、年会費無料の家族カード1枚にもプライオリティ・パスを付けられること

夫婦それぞれがPPを発行すれば、2人とも会員本人としてラウンジを利用できます。

夫婦で海外へ行く機会が多く、2人ともPPを使いたい家庭では、かなり使いやすいカードです。

一方、主に本人だけがPPを年5回以内使うなら、楽天より年間11,000円多く払うことになります。

MUFGプラチナは、単純にPPの安さで選ぶというより、夫婦2人分のPPやプラチナ特典まで使いたい人向けと考えるのが分かりやすいです。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの詳細はこちら

「特典の多さ」ではなく「使う特典」で選ぶ

クレジットカードを比較していると、どうしても特典の多いカードに惹かれます。

高級ホテル優待、グルメ優待、コンシェルジュ。

どれも魅力的です。

でも、使わなければ自分にとっての価値はほとんどありません。

逆に、楽天プレミアムカードで年に3回PPを使い、そのたびに「持っていてよかった」と感じるなら、特典の数が少なくても満足度は高いはずです。

年会費の元を取るために特典を使うのではなく、普段の旅行で自然に使う特典に年会費を払う。

私はこの基準で考えるのが、一番分かりやすいと思っています。

わが家では、プライオリティ・パスだけでなく、旅行保険やマイル、ホテル特典まで含めてクレジットカードを使い分けています。


実際にどのカードを残して、どんな目的で使っているかは、こちらの記事にまとめています。

わが家が楽天プレミアムを継続することにした理由

わが家はANA SFCを保有しており、基本的にはスターアライアンス系の航空会社を利用します。

スターアライアンス利用時はSFCのラウンジを使えるため、PPは毎回必要ではありません。

他アライアンスの航空会社を利用するときなど、SFCでカバーできない場面を補う存在です。

この使い方なら、年間5回以内で十分。

JCBやMUFGも魅力的でしたが、現在のわが家では追加の年会費に見合うほど特典を活用できないと判断し、楽天プレミアムカードを継続することにしました。

あくまで「楽天が誰にとっても一番」ということではありません。

今のわが家の使い方には、楽天プレミアムが一番無駄が少なかったという結論です。

SFCとの使い分けや、そもそもなぜ楽天プレミアムカードを選んだのかは、別記事で詳しく書く予定です。

まとめ|PPを年5回以内しか使わないなら楽天は今も有力

3枚をまとめると、

  • PPを年5回以内使うなら
    → 楽天プレミアムカード
  • ホテル・グルメ・コンシェルジュも使うなら
    → JCBプラチナ
  • 夫婦それぞれがPPを使うなら
    → MUFGプラチナ

という分け方が分かりやすいです。

楽天プレミアムカードのPPは年間5回までですが、年に5回も使わない人にとっては十分な回数です。

豪華な特典が多いかどうかではなく、自分が実際に使う特典にいくら払うかで選ぶ。

PPが主な目的なら、楽天プレミアムカードは今でも有力な選択肢だと思います。

楽天プレミアムカードの詳細・申し込みはこちら

年会費11,000円で、プライオリティ・パスを年間5回まで無料で利用できます。

※申し込み前に公式サイトで最新の年会費・特典・利用条件をご確認ください。

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この記事を書いた人

A FINE LIFEを運営しています。夫と3人の子どもと暮らす5人家族の母。旅行・ホテル・クレジットカードを中心に、暮らしの中で“調べて選ぶ”ことを実体験ベースで発信しています。

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