ANAマイルで特典航空券を探していたとき、同じ日程でシンガポール航空便とANA便を比較してみました。
すると、思っていた以上に大きな差が。
同じ羽田⇄シンガポール往復・エコノミークラスで検索したところ、
シンガポール航空便は35,000マイル+14,500円。
一方、ANA便は50,000マイル+70,660円でした。
つまり今回のケースでは、シンガポール航空便のほうが
15,000マイル少なく、現金で支払う金額も56,160円少ない
という結果に。
この記事では、ANAマイルでシンガポール航空を利用するときの必要マイル数や、ANA便との違い、燃油サーチャージを含む「税金・料金等」の見方を、実際の検索結果をもとにご紹介します。
※この記事は2026年9月時点の情報をもとにしています。必要マイル数や税金・料金等は、搭乗日・発券時期・旅程などによって変わります。予約前にはANA公式サイトで最新情報をご確認ください。
同じ日程でも15,000マイル+56,160円の差
今回、ANAの特典航空券検索で確認した結果はこちらです。
| 利用便 | 必要マイル | 税金・料金等 |
|---|---|---|
| シンガポール航空 | 35,000マイル | 14,500円 |
| ANA | 50,000マイル | 70,660円 |
| 差 | 15,000マイル少ない | 56,160円少ない |
検索条件は、同じ日程・羽田⇄シンガポール往復・エコノミークラスです。


もちろん、いつでもシンガポール航空便のほうがお得という意味ではありません。
今回検索した特定の日程での実例です。
ただ、ANA便だけを見るのではなく、提携航空会社便まで一緒に比較するだけで、必要マイル数も現金負担も大きく変わることがあるのは知っておいて損はないと思います。
なぜシンガポール航空のほうが15,000マイル少なかった?
理由は、ANA便と提携航空会社便では、必要マイル数の決まり方が違うからです。
日本からシンガポールは「アジア2」に区分されます。
ANA便のエコノミークラス往復は、搭乗日のシーズンによって必要マイル数が変わります。
| シーズン | ANA便 | シンガポール航空便 |
|---|---|---|
| ローシーズン | 30,000マイル | 35,000マイル |
| レギュラーシーズン | 35,000マイル | 35,000マイル |
| ハイシーズン | 50,000マイル | 35,000マイル |
提携航空会社特典航空券は、ANA便のようなシーズンによる必要マイル数の変動がありません。ANA公式でも、提携航空会社特典について「シーズンによる必要マイル数の変動はありません」と案内されています。
今回検索した旅程では、
ANA便:50,000マイル
シンガポール航空便:35,000マイル
となり、15,000マイルの差が出ました。
一方、ローシーズンならANA便は30,000マイルなので、今度はANA便のほうが5,000マイル少なくなります。
レギュラーシーズンなら、どちらも35,000マイル。
つまり、
「シンガポール航空ならいつでもお得」ではなく、日程によって有利な航空会社が変わる
ということです。
だからこそ、ANA便と提携航空会社便を両方検索して比較する意味があります。
シンガポール航空の燃油サーチャージは?現金負担にも大きな差
必要マイル数以上に差が大きかったのが、現金で支払う「税金・料金等」です。
今回の検索では、
シンガポール航空:14,500円
ANA:70,660円
でした。
差額は56,160円です。
ここで、「税金・料金等」と燃油サーチャージの関係を少し整理しておきます。
ANAの特典航空券では、必要マイルとは別に、空港使用料や各種税金などを現金で支払います。
燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)が設定されている場合も、こうした**「税金・料金等」の中に含まれて表示されます。**
そのため今回の、
シンガポール航空 14,500円
という金額は、
「燃油サーチャージが14,500円」という意味ではありません。
あくまでANAの検索画面に表示された、税金・料金等を含む合計額です。
内訳が確認できていない部分については推測せず、ここでは検索画面上の総額で比較しています。
ANA便は燃油サーチャージだけでも往復54,600円
2026年9月1日〜10月31日購入分について、ANAが設定している日本⇄シンガポールの燃油特別付加運賃は、1人・1区間・片道27,300円です。
往復なら、燃油サーチャージだけで54,600円になります。
今回のANA便の「税金・料金等」70,660円が大きくなっている理由の一つが、この燃油サーチャージです。
一方、今回検索したシンガポール航空便は、「税金・料金等」の総額が14,500円でした。
特典航空券を比較するときは、
「何マイル必要か」だけでなく、「最後に現金でいくら支払うのか」まで見る
のが大切だと実感しました。
家族旅行では差がさらに大きくなることも
今回の差を仮に5人分で単純計算すると、
必要マイルの差:75,000マイル
現金負担の差:280,800円
になります。
もちろん、5人分の特典席が同時に取れるとは限りませんし、日程や発券時期によって金額も変わります。
それでも家族旅行の場合、1人あたりではそれほど意識しない差でも、人数分になるとかなり大きな金額になります。
わが家のように家族分の特典航空券を探すなら、ANA便だけでなく提携航空会社便まで比較する価値はかなり大きいと感じました。
わが家が5人分の特典航空券を探すときに意識していることや、実際の探し方はこちらの記事にまとめています。

ANAマイルでシンガポール航空を検索するときのポイント
予約自体は、ANAのウェブサイトからできます。
特別な手続きが必要なわけではなく、ANAマイレージクラブにログインして国際線特典航空券を検索するだけです。
検索するときに見ておきたいのは、
- 運航航空会社
- 必要マイル数
- 税金・料金等
- 出発・到着時刻
- 特典席の空き
の5つ。
特に今回のように、同じ路線でも運航航空会社によって必要マイル数や現金負担が大きく違うことがあります。
希望日にシンガポール航空便が出てこない場合は、ANAマイル用の特典枠がない、またはすでに埋まっている可能性があります。
日程を動かせる場合は、前後の日も検索してみると空席が見つかることがあります。
ANAの特典航空券は、検索方法を少し変えるだけで空席を見つけやすくなることもあります。特に「往復で検索すると出てこない」というときの探し方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

2026年現在は提携航空会社特典も片道から利用できる
ここは古い情報を見ている方は注意です。
以前は、ANAの提携航空会社特典航空券は往復での利用が基本でした。
しかし、2025年6月24日以降の予約・発券分から、提携航空会社特典航空券も片道から利用できるようになりました。 ANA公式でも現在「片道7,500マイル、往復15,000マイルから」「2025年6月24日以降は片道から利用可能」と案内されています。
そのため今は、
行きはANAマイルでシンガポール航空、帰りは別の航空会社
といった使い方もできます。
往復で特典席がそろわない場合にも、以前より旅程を組みやすくなりました。
ANAマイルでシンガポール航空を選ぶときの注意点
今回の結果だけを見るとシンガポール航空がかなりお得ですが、毎回そうなるわけではありません。
検索するときは、
- ANA便はシーズンによって必要マイル数が変わる
- 特典航空券として予約できる席数は、航空会社や便によって限りがある
- 税金・料金等は発券時期や旅程によって変わる
- 必要マイルだけでなく現金負担も確認する
- 便の時間帯や変更条件なども比較する
という点をチェックしておくと安心です。
特に大切なのは、マイル数だけを見て決めないこと。
今回のように、現金で支払う金額のほうに大きな差が出ることもあります。
まとめ|ANAマイルは「どの航空会社で使うか」まで比較したい
今回、同じ日程・同じ羽田⇄シンガポール往復・エコノミークラスで検索した結果は、
シンガポール航空:35,000マイル+14,500円
ANA:50,000マイル+70,660円
でした。
シンガポール航空便のほうが、
15,000マイル少なく、現金負担も56,160円少ない
という結果です。
もちろん、日程によってはANA便のほうが少ないマイルで予約できる場合もあります。
だからこそ、
「ANAマイルだからANA便」と決めず、提携航空会社便も一緒に検索してみる。
これだけでも、必要マイル数や現金負担が大きく変わる可能性があります。



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