5人家族で特典航空券を探していると、「マイルはあるのに、5人分の席が見つからない」ということがよくあります。
私も以前は、先に行き先を決めてANAを中心に探していました。しかし、家族5人分となると、希望する日程で空席が見つからないことも少なくありません。
そこで今は、子どもたちが楽しめそうな行き先をいくつか候補にし、航空会社も一つに絞らず、5席空いている便を探してから旅行先を決めるようになりました。
この記事では、5人分の特典航空券を探すときに、私が実際に行っている探し方と考え方をご紹介します。
行き先を一つに決めてから探さない
わが家では、特典航空券で家族旅行をするとき、最初から行き先を一つに決めていません。
今年も、最初はベトナムのリゾートを考えていました。しかし、希望に合う直行便が見つからず、シンガポール、タイ、マレーシアと候補を広げても、5人分の空席は見つかりませんでした。
そこで、しばらく候補から抜けていたセブを思い出して検索してみたところ、ちょうど希望に合う便が見つかりました。
もちろん、空いていればどこでもよいわけではありません。子どもたちが楽しめそうな場所をいくつか候補にして、その中から5人で行ける場所を探しています。
5人家族の場合は、行き先や航空会社を先に固定するより、家族で楽しめる候補の中から、5席取れる旅先を選ぶ方がうまくいくと感じています。
日程や往路・復路も柔軟に考える
行き先や航空会社だけでなく、日程も最初から固定しすぎないようにしています。
希望する日に5席見つからなければ、出発日や帰国日を少しずらして検索します。また、往復をまとめて取ることにこだわらず、往路と復路を別々に探すこともあります。
行きと帰りが別の航空会社になっても、わが家では特に問題ありません。
すべての条件を理想どおりにそろえようとすると、5人分の空席はさらに見つけにくくなります。
そこでわが家では、まず「家族全員が同じ便に乗れること」を優先し、それ以外の条件には少し幅を持たせています。
航空会社を一つに絞らず、空席を見つけてからマイルへ移す
以前はANAの特典航空券を中心に見ていましたが、今はANAで見つからなければ、ほかの航空会社でも探します。
そのために私が使っているのが、複数の航空会社のマイルへ交換できるMarriott Bonvoyのポイントです。
Marriott Bonvoyアメックスを今も残している理由については、こちらの記事で詳しく書いています。
同じ目的地でも、航空会社によって空席の状況や必要なマイル数、税金・手数料などが異なります。
そこで、最初から一つの航空会社のマイルへ交換するのではなく、予約したい便の空席を確認してから、必要な航空会社へポイントを移しています。
先にマイルへ交換してしまうと、その航空会社で5席見つからなかった場合、別の選択肢へ切り替えにくくなるからです。
まず空席を探し、必要なマイル数や支払額を確認する。そのうえで、マリオットのポイントを予約に使うマイルへ移す。
私はこの順番で進めています。
セブ旅行では、往路と復路を別々に予約
今回のセブ旅行では、ユナイテッド航空の特典航空券で成田―セブ間を調べたところ、往路・復路とも5人分の空席を見つけることができました。
ただし、往路のセブ到着は22時10分。せっかくの旅行初日が、ほぼ移動だけで終わってしまいます。
そこで行きは特典航空券を使わず、12時55分にセブへ到着するセブパシフィック航空の航空券を購入しました。
5人分で89,700円でした。
一方、帰りのセブパシフィック航空は、現地を午前1時45分に出発する便でした。
大人だけなら利用しやすいかもしれませんが、子どもを連れて深夜まで出発を待つのは大変です。
そのため帰りは、午前9時30分発のユナイテッド航空をマイルで予約しました。成田到着は15時10分です。
荷物を受け取り、都内の自宅へ戻る頃には夕方になります。
最終日は少し短くなりますが、深夜まで子どもたちを待たせる必要がなく、帰宅時間も遅くなりすぎません。結果的に、わが家にはちょうどよいフライトでした。
特典航空券が取れるからといって、必ず往復ともマイルを使う必要はありません。
わが家では、航空券の価格だけでなく、到着・出発時刻や子どもたちの負担も見ながら、有償航空券と特典航空券を組み合わせています。
ビジネスクラス一択だった私が、エコノミーを選ぶようになった理由
若い頃の私は、「マイルをエコノミークラスに使うのは勿体ない」と考えていて、特典航空券はビジネスクラス一択でした。
しかし、子どもが3人いる今は、考え方が変わりました。
まず、家族5人分のビジネスクラスが同じ便で空いていることは、なかなかありません。必要なマイル数も多いため、わが家では座席の豪華さより、家族全員で同じ便に乗れることを優先するようになりました。
もう一つ、子連れ旅行で大きな魅力だと感じるようになったのが、予定変更への対応のしやすさです。
自費で航空券を購入する場合、安いチケットは変更やキャンセルができないことも少なくありません。
一方、特典航空券は航空会社や予約条件によって違いはありますが、キャンセルしてマイルを戻せるなど、予定変更に対応しやすい場合があります。
子どもは急に体調を崩すこともあります。
還元率だけを考えればビジネスクラスの方がお得でも、今のわが家にとっては、エコノミークラスで5席取りやすいことや、予定が変わったときの柔軟性も大切な価値になっています。
「どう貯めるか」より「どう使うか」
以前は、どのカードなら効率よくマイルを貯められるか、どの使い方なら還元率が高いかを重視していました。
しかし家族5人で特典航空券を探すようになり、たくさん貯めるだけでは、実際の旅行にはつながらないと感じるようになりました。
わが家では、次のような順番で探しています。
- 子どもたちが楽しめそうな行き先を複数考える
- 航空会社や日程を限定せず、5席空いている便を探す
- 往路と復路を分け、有償航空券も含めて組み合わせる
- 空席を確認してから、マリオットのポイントを必要なマイルへ移す
- マイルのお得さだけでなく、時間帯や子どもの負担も考える
希望どおりの便がすぐに見つかるとは限りません。
それでも、行き先や航空会社を一つに決めず、少し柔軟に探すことで、5人家族でも特典航空券を使える可能性は広がります。
「どの航空会社に乗りたいか」ではなく、「今、家族5人でどこへ行けるか」。
私はこの考え方に変えてから、貯めたマイルやポイントを家族旅行に使いやすくなりました。

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